三浦徹先生(お茶の水女子大学教授)講演会

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     熊本県高等学校地歴公民研究会では、2年に1度「日本史・世界史合同部会」を開催し、巡検や講演会などを実施しています。本年度はお茶の水女子大学教授の三浦徹先生(中東イスラーム史)をお迎えし、「イスラームは何を語るか:高校教育との接点」というタイトルでご講演いただきます。入場無料です。興味ある方はぜひご参加ください。
       日 時 : 平成26年8月11日(月)  14:00〜
       場 所 : 熊本市立必由館高校(視聴覚室)

    今年のセンター試験世界史、雑感

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       【概略】
       2006年までは世界史AとBとの共通問題が存在したが、2007年以降はなくなっている。この点は今年も踏襲された。以前はよく出題されていた、グラフや表の数値を読み取る問題はA・Bともに出題されていない(最近のグラフ問題は、時代を問うことに使われることが多く、あまり意味のないことだという批判があったせいかもしれない。)。A・Bともに、「何が」「誰が」という問いだけでなく、「いつか」という問いが目立つようになってきている。

      【世界史A】
       昨年出題されなかった地図問題(それも3問)、問い方が難しい問題がみられたこと、前近代の問題が占める割合が増えたことなど、今年度は難化したと思われる。

      【世界史B】
       文化史の占める割合が増加しているが、いずれも過去に出題されたことがある事項ばかりで(インターネットの普及時期は初めての出題だが)、正解を導くのは容易である。

      【総括】
       センター試験もそろそろネタ切れとなってきたようだ。英語や国語では出典文を再利用する方針が決定しているが、世界史の場合、「言い回しは異なっても内容は同じ」という選択肢がよくみられる。これは致し方ないことであろう。高校では、「過去問演習」が最良の受験指導ということになる。
       ただ、リード文・設問ともに魅力的なものが近年減っているのは事実である。2006年の世界史B(本試)での”『千夜一夜物語』の翻訳はヨーロッパと中東の文化接触”というリード文や、2001年の世界史A(追試)での「カートライトによる力織機、ジョン=ケイによる飛び梭(飛び杼)、ハーグリーヴズによるジェニー紡績機」の発明の順番を問うような問題は、もう期待できないのであろうか?
       センター試験の問題は、東大の入試問題と同じく、入試問題の指標だと思う。個性的な設問の出題はこれから難しいと思うが、リード文はわれわれを唸らせる、刮目させるようなものを期待したい。

      (熊本北高校 平井英徳)

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