歴史地図の扱いと3月のイングランド巡見

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     3月11日から23日まで学生をつれてイングランド南西部、ドーセット、デヴォン、コーンウォールの巡見にいってきます。今回の課題は海岸部の漁村と内陸部の銀鉱山の視察です。Textとしては
    Harold Fox, The Evolution of The Fishing Village: Landscape and Society along the South Devon Coast, 1086-1530(Lepoard's Head Press; Oxford, 2001)
    Stephen Rippon, Peter Claughton and Christ Smart, Mining in a Medieval Lanadscape: The Royal Silver Mines of the Tamar Valley (University of Exeter Press, 2009)です。
    前者は大学院のテキストです。
    Bodelina Libararyのhttp://www.bodley.ox.ac.uk/guides/maps/
    Researching Historic Buildings in the British Isleshttp http://www.buildinghistory.org/
    の二つのサイトは有効です。
    もし有効な歴史地図に関するサイトがあればを教えてください。
    上のサイトから得たHookerの1587年のExeterのマップです。出発までに、こうした資料を集め冊子の作成中です。

    Hooker's map of Exeter 1587 (British Library Maps)

    巡検中に、各地からその日の結果を写真をいれて実況中継風に報告します。調査の依頼も、時間が許す限りで簡単なものであればお引き受けします。確約はできませんが。
    日程
    3/11 Kumamoto---->London---->Salisbury
    3/12 Salisbury--->Purbeck(学生が卒論で書いたPurbeck Stoneの現場をみに行きます)---->Bournmouth
    3/13 Bournmouth--->Exeter
    3/15 Exeter---> Paignton

    3/16 Paignton ---> Plymouth
    Plymouth from harbour chart c.1539 (British Library)
    C.1539
    3/18  Plymouth ---> Mevagissey


    3/19  Mevagissey---> Penzance


    3/21  Penzance ---> London
    3/22/23 London ---> Kumamoto
    の日程です。
     

    奏文庫のブックレットシリーズとして中世の地図の簡単な案内を書きたいと考えています。お知恵を拝借させてください。
    (鶴島博和)

    今後の予定

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      第1期(〜3月末)
      The East Asian Journal of British History vol. 1の刊行
      第1回維持会員会議(ネット会議)
      NPO法人への申請
      第2期(〜6月末)
      第1回史料購読会(Hundred Rolls Ragman Roll等 講師 David Roffe)
      The Haskins Society Journal  Japan vol. 4の刊行
      それ以外の行事日程に関しては第1回維持会員会議においてこれを決定します。
      鶴島


      CPR, CCR の引用方法について

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        通常は英訳刊本の巻と頁で引用していると思いますが、刊本は作成が平行していたと思われ、編集方針が多様です。同様のことはCharter Rolls にも言えますが、記事に通し番号を付けているケースとそうでないケースがあります。刊本が手元にあれば原史料の羊皮紙番号を確認することは容易なのですが、日本にはこれを揃えている図書館が少ないため、今後ウェブによる利用が一般的になると推測されます。ウェブがPDFで刊本の写真を使っている場合は、頁最上部の王治世年と巻番号を確認し、ついで頁内のMS番号を確認してください。すべてタイピングして新たに収録されているものがあるとはちょっと思えないのですが、ウェブですと刊本の頁単位で出てこないか、頁上部の柱である上記治世年および看板号が消えてしまっている可能性があります。この場合は刊本頁番号とTNAの史料番号を双方記載することが困難になります。 今後引用方法が変わっていくことも考えられますが、MSSそのものを利用されない場合でも、ウェブを利用して確認したCPR,CCRは、機会があり次第、ひとのつてを使っても、TNA所蔵の刊本で、ページ数と上記の柱およびMS番号を確認し、引用には双方を記載されるようお勧めします。こうしておかないと、原史料を確認することが非常に困難な引用になってしまいます。(北野)

        手書き写本講読講習会の準備報告

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          1月24日、IHR所長のProfessor Miles Taylor と、日本でのMSS講読講習会について協議しました。詳細はこれから詰めていきますが、熊本の奏山荘で、今年の9月前半に5日〜1週間(実質講習日5日)のコースを企画し、イギリスから講師を派遣していただく計画です。受講者の条件は後日トップページで紹介しますが、活字ならラテン語を読むことができる若手研究者(院生〜若手の大学講師・助教授)を想定しています。収容人数に制限がありますので、希望者は予定しておいて、後日の掲示を御覧ください。営利活動ではありませんので、講習費は徴収しませんが、宿泊・食事・教材に実費がかかります。(北野)

          リンクの活用

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             リンクにいくつか有用なサイトを貼り付けました。皆様のほうでも研究上有効なサイトがありましたご連絡ください。

            査読委員のお願い

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               現時点で、奏文庫は
              Haskins Society Journal Japan
              East Asian Journal of British History
              の二冊の英文雑誌を編集しています。
              会員の皆様、とくに維持会員の皆様には会員からの投稿に関する査読をお願いすることがありますのでよろしお願いいたします。査読以来のことはコンフィデンシャルです。
              もちろん第三者に委託することもございます。この点はご承認ください。
              (文責 鶴島博和)


              追加調査

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                文書館が休みの日や帰宅後は、ウェブの裁判記録集を使って、当初の予定に加えて、15世紀はじめに、実際にはどのようなケースで死刑判決が出たかを調べています。記録上は立証されていなくても、累犯である盗犯でもないと死刑にはならなかったようです。それだけ、当時、盗みで暮らしていたひとが多かったということなのでしょう。強盗団が一網打尽になった事件をいくつか、いずれ、楽しめる(?)読み物にしたいと思っています。。。被害者と犯人と二重の不幸をおもしろいと思うのも、歴史やの性ですね。業というべきか。(北野)

                初めての黒板に最初の文字を入れる気持ちです

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                  皆様の活発な学問的議論や奏文庫歴史研究所(通称奏文庫)の運営、企画に関するご意見や批判をお寄せください。

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